懸念する点は・・・
今の株価を左右しているのが「ロシアとウクライナの戦争」です。ロシアがウクライナへの攻勢を強める一方、欧米による経済制裁の影響も出始めており、そろそろ次の展開に進む可能性もあります。メディアでは、
・ロシアが核兵器を使うんじゃないか
・プーチンが失脚するのではないか
・第三次世界大戦になるのではないか
など様々な憶測が出ていますが、一番現実的なのは、【ロシアとウクライナが停戦に合意する】ではないでしょうか。ロシアの要求をウクライナが丸呑みするのか、ウクライナの要求が通るのかは分かりませんが、何らかの形で両国が停戦するシナリオが一番現実的だと思われます。
仮に本当に停戦に合意できたとしてひとつ疑問が出てきます。それは・・・
【株価が上がるのか?】です。
確かに何らかの形で両国が停戦に合意できれば、戦争リスクが無くなるわけで短期的に株価は急騰するかもしれません。しかしながらその後また米国株も日本株を高値を目指していくかと言われるとおそらくそれは無いでしょう。
今回のロシアとウクライナの戦争が停戦に合意したからといって、米国のインフレ懸念は続き、金融引き締めの局面は当分続きそうです。このように考えると2022年の相場はまだまだ波乱の相場が続くかもしれません。こういった時はむやみやたらにトレードせずに、勝てる確率が高い局面に絞ってトレードした方がよいでしょう。
システムトレーダーのあなたも、今一度売買ルールの条件を厳しく見直し、トレード回数が減っても平均損益が上がるような施策を取るのもありかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
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