いよいよロシアのウクライナ侵攻の可能性が高まってきています。
すでにニュース等で報じられているのですが、2月20日に北京オリンピックが終わったタイミングで、ロシアがウクライナに本当に侵攻するのではないかと憶測されています。もちろん実際に侵攻するかどうかは誰にもわかりませんし、どの程度の規模の紛争になるのかも未知数です。
ただ、言えることとして、【このタイミングで積極的に株を買う投資家は少ない】ということです。
ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高いと言われている状況で、積極的に株を買うのは心理的には難しいですし、機関投資家ならなおさら難しいでしょう。このように考えると、今週末から来週にかけては
【(需給面から見て)買い需要が乏しいタイミング】だと言えそうです。今はロシアのウクライナ侵攻懸念だけでなく根底に、
・金融緩和縮小
・金利上昇
・インフレ
といった、株式市場にとって悪影響のある材料が存在します。ですのでただでさえ株を売りたくなる状況のなかで、本当にロシアがウクライナに侵攻すれば短期的に株価が急落することは避けられません・・・。あまり暴落、暴落というのは気持ちの良いものではないのですが、その可能性が次週高まると考えあえて警鐘を鳴らしておきます。
ただ!ここで暴落が起きれば短期的には大チャンスです。
株価が急落する局面では、売りたい人が株を売り切る状況となるため、需給面で一気に改善します。そのため暴落後のリバウンドをうまくとらえられれば大チャンスにつながるわけです。特に現状ではシステムトレーダーの多くはシグナルが点灯せず、現金比率が高まっている状況だと思います。
ここから株価が一気に急落し、買いシグナルがたくさん出てきたタイミングが大チャンスです。今はしっかりと暴落時に強い逆張り戦略に磨きをかけ、シグナル点灯に備えておきましょう。ただしっかりと資金(リスク)管理だけはしておいてくださいね。
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