ビーブレイク、今期経常を17％上方修正

　ビーブレイクシステムズ <3986> [東証Ｍ] が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年6月期第2四半期累計(7-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.3倍の1億0600万円に急拡大し、従来予想の6100万円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億2400万円→1億4500万円(前期は1億2100万円)に16.9％上方修正し、増益率が2.5％増→19.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益は前年同期比48.0％減の3900万円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の経常利益は前年同期比2.1倍の6100万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.0％→18.3％に急上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　主力製品であるクラウドＥＲＰ「MA-EYES」において、既存ユーザーからの追加開発に関する受注や、保守料及びSaaS版の利用料が増加したことなどにより、売上高が前回予想を上回る見込みとなりました。これに伴い、利益面につきましても、営業利益、経常利益、当期純利益とも前回予想を上回る見込みとなりました。なお、期末配当につきましては、2021年８月12日に公表いたしました１株当たり12円を維持する方針です。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において、当社が入手可能な情報に基づき判断して作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。