エスペック、今期経常を一転8％減益に下方修正

　エスペック <6859> が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.0％減の13.8億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の34億円→26億円(前期は28.4億円)に23.5％下方修正し、一転して8.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の29.2億円→21.2億円(前年同期は20億円)に27.3％減額し、増益率が45.9％増→6.0％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比38.8％増の9.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.5％→7.3％に改善した。

株探ニュース