加賀電子、今期経常を24％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額

　加賀電子 <8154> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の148億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の145億円→180億円(前期は112億円)に24.1％上方修正し、増益率が29.0％増→60.1％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の60.4億円→95.4億円(前年同期は69億円)に57.9％増額し、一転して38.3％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の90円→110円(前期は80円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の64.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.9％→4.9％に改善した。

株探ニュース