前沢工業、上期経常は8.1倍増益で着地、今期配当を4円増額修正

　前澤工業 <6489> が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。22年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比8.1倍の8.4億円に急拡大し、通期計画の27億円に対する進捗率は前年同期の3.1％を上回る31.3％に達した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益は前年同期比43.3％減の18.5億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の20円→24円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比80.9％増の10.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.2％→13.9％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要課題の一つと考えており、継続的、安定的に配当を行うことを基本方針としております。　令和４年５月期の配当につきましては、配当性向を勘案し、中間配当につきましては１株当たり10円から12円としました。また、期末配当につきましても１株当たり10円から12円へ修正し、年間配当は１株につき24円となる予定であります。