決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … しまむら、アダストリア、三陽商 (12月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月24日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＫＴＫ <3035>
　22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比29.9％減の1億円に減り、9-2月期(上期)計画の2.5億円に対する進捗率は39.8％にとどまり、5年平均の54.1％も下回った。

▲No.4　オークワ <8217>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比35.5％減の35.9億円に落ち込み、通期計画の51億円に対する進捗率は70.5％にとどまったものの、5年平均の50.7％を上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3035> ＫＴＫ 　　　　ＪＱ　　 -8.35 　 12/27　　　1Q　　　-29.86
<2925> ピックルス 　　東１　　 -3.92 　 12/27　　　3Q　　　 16.69
<8011> 三陽商 　　　　東１　　 -2.10 　 12/27　　　3Q　　　　赤縮
<8217> オークワ 　　　東１　　 -1.86 　 12/27　　　3Q　　　-35.46
<2685> アダストリア 　東１　　 -1.71 　 12/27　　　3Q　　　 83.73

<8227> しまむら 　　　東１　　 -0.11 　 12/27　　　3Q　　　 24.28

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース