<4182> 三菱瓦斯化学
四季報より 業種:化学。
【特色】キシレン系芳香族や機能化学品を生産。海外でメタノール合弁。半導体やスマホ向け材料に強み
【続 伸】光学樹脂が在庫調整響き下振れし後退。ただ、半導体向け薬液好調に加え、MXDA数量上振れ。メタノールは市況想定超で営業益再増額。持分益も膨らむ。23年3月期は光学樹脂反転、電子材料伸長。
【MXDA強化】MXDAの製造子会社をロッテルダムに設立、24年7月稼働で生産能力1・5倍以上に。CO2と水素を原料にメタノール製造する実証実験に成功。
2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+19.1%の530.00億円、経常利益+35.4%の680.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2018年1月5日の3555円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日に1181円の安値をつけ、下降トレンド(A)を上にぬけて2020年2月6日に1876円まで上昇しました。しかし、コロナ相場のもみあいの中で、ここを目先のピークに急落局面でつれ安し、3月23日に1051円まで下げて底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)に転換し、この中で2021年3月29日に2858円まで上昇し、ここをピークに調整入りとなって、下降トレンド(C)へ転換しました。この中で8月27日に1/2押しの1973円まで下げて、9月14日に2519円まで反発するものの、日経平均の下落につれ安し、12月2日に1842円まで下げてもみあっています。好業績、高配当の下げ過ぎ銘柄のリバウンド狙い。
<3245> ディア・ライフ
四季報より 業種:不動産業。
【特色】投資用マンションを開発、販売。都内中心。人材派遣やトランクルーム入金管理、滞納保証業も
【連続最高益】前期コロナ影響を受けた人材派遣が復調、不動産業界対象から金融・保険業界まで広がる。主力の収益不動産開発・販売は高収益物件が多数。トランクルームも順調に伸びる。買収子会社が通期で寄与。営業益大幅増。最高純益連続更新。
【フロンティア】買収子会社を通じ、品川区・大田区を重点エリアに拡張。投資対象を商業施設やオフィスビルまで規模拡大。
2021年11月12日発表。2022年9月期本決算予想は、前期比で営業利益は現時点でデータなし、経常利益+21.5%の50.00億円の増益の見通し。
現在のチャートは、2015年7月3日の750円(分割前3000円)を高値とし、2016年2月24日の284円を安値とする大きな三角保ち合いの中の動きとなっています。この中で2016年6月24日の278円を安値に上昇トレンド(C)を形成し、2018年1月15日に723円まで上昇しました。ここから12月25日に362円まで下げて反発し、10月16日の481円から2020年1月15日に620円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれて急落局面につれ安し、3月19日に328円まで下げて当面の底打ちとなりました。その後、9月10日に586円まで上昇し、10月29日に373円まで再下落となって、短期の上昇トレンド(D)へ転換しています。この上昇トレンド(D)の中で、2021年11月16日に661円まで上昇し、ここから日経平均の下落につれ安して12月2日に516円まで下げたところです。
<2379> ディップ
四季報より 業種:サービス業。
【特色】アルバイトの『バイトル』等、ネット特化で求人情報提供。AI・RPAなどDX事業を育成中
【投資先行】主力のアルバイト求人は医療・介護向けの堅調に加え、コロナ禍直撃した飲食も後半復調。ただ求人需要の急回復受け広告宣伝費を積み増し、前号比営業増益幅は縮小。配当性向5割メド。23年2月期は前下期の受注急増追い風に利益急伸。
【開 拓】専門職求人は好調の介護に続き、美容、保育等も開拓。育成中のDX商品は採用関連を核にサブスク展開を加速。
2021年10月14日発表。2022年2月期決算予想は、前期比で営業利益+5.3%の77.00億円、経常利益+12.3%の73.00億円の増収・増益の見通し。
2020年2月10日の3700円の高値からの急落で、4月3日に1480円で底打ちし、上昇トレンド(A)へ移行。この中で5月26日に2894円まで自律反発し、11月2日の1961円まで押し目を入れて上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で今年の11月18日に4930円まで上昇し、調整入りとなって12月20日に3665円まで下げています。来期好業績となっています。
<3315> 日本コークス工業
四季報より 業種:石油・石炭製品。
【特色】コークス製造の大手。日本製鉄・住商系。石炭の輸入販売や粉体化工機も。前身は三井鉱山
【増 額】主力のコークスは海外販売が好調。想定超の市況高で利幅も拡大。副産物の軽油も油価高で伸びる。燃料販売は石炭価格上昇が追い風。前号比で営業益上振れ。23年3月期はコークス市況が一服し、反落。
【再エネ】燃料販売はPKS(パーム椰子殻)や木質ペレットなどバイオマスの取り扱い拡大に注力。安定生産維持に向け北九州事業所のコークス炉老朽化対策が課題。
2021年11月5日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+60.0%の112.00億円、経常利益+65.8%の107.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2011年1月19日の184円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年6月16日に60円の安値をつけて反発に転じ、2017年11月6日の137円、2018年1月10日の138円とダブル天井をつけました。ここから3月5日に107円まで押し目を入れ、5月21日の125円まで反発したあと大幅下落となり、特にこの中で12月25日に81円まで下げて、2019年2月5日に103円まで反発し再下落となって、10月31日の87円の高値からは、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、2020年3月13日に51円まで下げて底打ちとなりました。ここからもみあって上昇トレンド(B)へ移行し、2021年10月4日に162円の年初来高値をつけました。ここからの調整で11月29日に1/3押しを下回る121円まで下げてもみあっているところです。
<6448> ブラザー工業
四季報より 業種:電気機器。
【特色】プリンタなどデジタル複合機が主柱。中国等で生産し欧米中心に販売。ミシン首位級。産機注力
【再増額】柱のプリンタは前半在宅需要継続寄与し想定超の好伸。ミシンも堅調。産機は顧客の投資旺盛で増勢。円安も効く。会社上方修正計画なお保守的、営業益再増額。23年3月期は在宅特需衰微しミシン反落。
【TOB】工業用部品製造子会社ニッセイ株公開買い付けし完全子会社化、産機事業の強化狙う。トヨタ採用の荷役自動車用小型クーラーは22年度販売目標3000台。
2021年11月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+82.5%の780.00億円、経常利益+81.6%の780.00億円と3期ぶりの増収・増益の見通し。
2017年11月9日の3135円を高値とする下降トレンド(A)を形成し、この中で3点底をつけて上放れの形となっています。
まず、3135円の高値からの下降トレンド(a)の中で、2019年1月4日の1517円を1点目の底、ここからの上昇で12月16日に2353円、2020年2月7日の2364円とコロナ相場で2点天井をつけて急落し、3月17日の1380円が2点目の底となり、さらにここから6月4日に2166円まで上昇して10月21日に1530円の安値をつけ、ここが3点目の底となりました。
ここからの上昇で下降トレンド(A)を上にぬけて2021年3月29日に2592円まで上昇し、5月13日に2070円まで押し目を入れてもみあい、9月16日の2622円を2番天井にして下落し、12月3日に1937円まで下げて反発しているところです。
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