上組、今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　上組 <9364> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比28.7％増の154億円に伸び、従来予想の123億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の267億円→280億円(前期は261億円)に4.9％上方修正し、増益率が2.0％増→6.9％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比11.4％減の125億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の54円→57円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比24.8％増の69.5億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.3％→10.2％に改善した。

株探ニュース