NY株式市場(20日)ネットフリックスは決算悪で時間外の株価が軟調ーテスラ決算に注目
20日のニューヨーク株式市場でダウ平均は反落して取引が始まりそうだ。
ダウ平均は、前日までの戻り局面で今月13日に付けた直近の安値から1000ドル以上上昇した反動から利益確定売りが先行しそうなほか、米国10年債利回りが一時1.67%まで上昇したことも嫌気されそう。寄り付きでは、前日の日中安値(3万5290ドル)を試す局面が見られそう。
注目されている主力企業の決算発表では、低調な決算を発表したネットフリックスが時間外取引で軟調に推移していることも、ハイテク株の上値を抑える要因として意識されよう。
ただ、ダウ平均は、朝方の売りが一巡した後この日の取引終了後に発表されるテスラ決算をはじめ来月のFOMCを前にシカゴやアトランタ連銀総裁らの講演内容や米地区連銀経済報告(ベージュブック)の内容を見極めたいとの姿勢から様子見姿勢も強まりやすい相場環境が継続しそうな一日となる。
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