プレナス、上期経常は黒字浮上で上振れ着地

　プレナス <9945> が10月12日大引け後(15:00)に決算を発表。22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は38億円の黒字(前年同期は8.6億円の赤字)に浮上し、従来予想の27.8億円の黒字を上回って着地。
　ただ通期計画の60.4億円に対する進捗率は5年平均の88.6％を下回る63.0％にとどまった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比23.1％減の22.3億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比22倍の19.9億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→3.0％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（差異の主な理由）売上高や営業利益につきましては、2021年４月14日に公表しました2022年２月期第２四半期累計期間の連結業績予想から大きな乖離はなかったものの、経常利益や親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金や雇用調整助成金の取得により差異が発生いたしました。　なお、通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等、先行きにおいて不確実性の高い状況が続くことから、2021年４月14日に公表いたしました業績予想を据え置いております。２．営業外収益の計上について2022年２月期第２四半期累計期間において、各自治体からの営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金11億２百万円、雇用調整助成金２億39百万円を助成金収入として営業外収益に計上いたしました。