決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ファーマＦ、アイル、アスカネット (9月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月3日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＡＣＣＥＳＳ <4813>
　22年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常損益は13.3億円の赤字(前年同期は16.9億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2　アイル <3854>
　21年7月期の連結経常利益は前の期比8.2％増の18.5億円になり、従来予想の16.2億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.3　ファーマＦ <2929>
　21年7月期の連結経常利益は前の期比7.3倍の57.6億円に急拡大し、22年7月期は前期比0.4％増の57.8億円とほぼ横ばいを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4813> ＡＣＣＥＳＳ 　東１ 　 +14.31 　　9/ 6　　上期　　　　赤縮
<3854> アイル 　　　　東１　　 +9.47 　　9/ 6　本決算　　　　9.16
<2929> ファーマＦ 　　東１　　 +3.47 　　9/ 6　本決算　　　　0.36
<7856> 萩原工業 　　　東１　　 +2.85 　　9/ 6　　　3Q　　　 -8.74
<2438> アスカネット 　東Ｍ　　 +2.39 　　9/ 6　　　1Q　　　　　－

<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 +0.75 　　9/ 6　　　1Q　　　　黒転
<1873> 日本ハウス 　　東１　　 +0.23 　　9/ 6　　　3Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース