<動意株・3日>(前引け)=イーガーディ、日鍛バ、田中化研
イー・ガーディアン<6050.T>=急反騰。2日の取引終了後、21年9月期第3四半期累計(20年10月~21年6月)の決算を発表し、売上高は72億800万円(前年同期比26.1%増)、純利益は9億1700万円(同33.6%増)だった。また、未定としていた通期の配当予想を14円(前期10円)にすると発表しており、好決算と配当実施を好感した買いが入っている。SNSなどの投稿監視やカスタマーサポートなどを手掛ける主力事業において、コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力したことから売り上げが拡大し、全体業績を牽引した。なお、通期見通しについては売上高96億2100万円(前期比22.6%増)、純利益10億9600万円(同11.9%増)とする従来予想を据え置いた。あわせて、上限を10万株(発行済み株数の1.0%)、または3億5000万円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月3日から9月20日まで。
日鍛バルブ<6493.T>=大幅反発。独立系の自動車用バルブ大手メーカーで、世界的な自動車販売需要の急回復を追い風に業績は絶好調に推移しており、22年3月期営業利益は31億5000万円(前期実績1800万円)と急拡大する見通し。PERは6倍前後でPBR0.4倍前後と株価指標面で割安感が際立っている。また、中長期的にも世界的な電気自動車(EV)シフトの動きをにらんでEV領域の商品開発に早い段階から着手しており、主要顧客のホンダ<7267.T>をはじめ大手自動車メーカーとの連携に期待がかかる。
田中化学研究所<4080.T>=ストップ高カイ気配。2日の取引終了後、22年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、純利益は2億7200万円(前年同期3億6700万円の赤字)だった。通期は最終赤字を見込んでいるが、第1四半期時点で黒字に浮上したことから、物色の矛先が向かったようだ。売上高も97億4900万円(同41億6600万円)と好調だった。足もと車載用途を中心に販売が増加基調で推移しているほか、同社製品の主原料であるニッケルやコバルトの国際相場が上昇基調で推移していることが業績の押し上げ要因となった。なお、通期見通しについては売上高330億円(前期227億5400万円)、最終損益9億円の赤字(同4億1400万円の赤字)とする従来予想を据え置いた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
日鍛バルブ<6493.T>=大幅反発。独立系の自動車用バルブ大手メーカーで、世界的な自動車販売需要の急回復を追い風に業績は絶好調に推移しており、22年3月期営業利益は31億5000万円(前期実績1800万円)と急拡大する見通し。PERは6倍前後でPBR0.4倍前後と株価指標面で割安感が際立っている。また、中長期的にも世界的な電気自動車(EV)シフトの動きをにらんでEV領域の商品開発に早い段階から着手しており、主要顧客のホンダ<7267.T>をはじめ大手自動車メーカーとの連携に期待がかかる。
田中化学研究所<4080.T>=ストップ高カイ気配。2日の取引終了後、22年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、純利益は2億7200万円(前年同期3億6700万円の赤字)だった。通期は最終赤字を見込んでいるが、第1四半期時点で黒字に浮上したことから、物色の矛先が向かったようだ。売上高も97億4900万円(同41億6600万円)と好調だった。足もと車載用途を中心に販売が増加基調で推移しているほか、同社製品の主原料であるニッケルやコバルトの国際相場が上昇基調で推移していることが業績の押し上げ要因となった。なお、通期見通しについては売上高330億円(前期227億5400万円)、最終損益9億円の赤字(同4億1400万円の赤字)とする従来予想を据え置いた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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