ここ数日で日米の株式市場が大きく動いています。
金利引き上げの前倒し懸念からダウ指数が急落したかと思えば、今度は景気回復期待からの上昇・・・
目先の株価の動きにほんろうされている方も多いのではないでしょうか。
確かに金利引き上げ前倒しの懸念は株価にマイナスの影響かもしれませんが、ここまで株価が動く材料かと考えると疑問符が付きます。基本的に今の日米の株式市場は決算発表が終わり「材料が乏しい時期」にあたります。材料が乏しいために積極的に売買する投資家が少なく、売買代金も低迷することが多い時期です。
このように今は売買代金が低迷しやすい時期であり、その結果、「ちょっとしたことで株価が乱高下しやすい」のかもしれません。加えて近年はアルゴトレードが増えており、株価が急落すると自動的にシステムで追随するトレードを行なう機関投資家も増えており、これも株価が乱高下しやすい要因のひとつなのでしょう。
このように株価が乱高下しやすい局面は裁量でトレードするには難しい局面かもしれませんが、システムトレーダーにとっては逆にチャンスかもしれません。短期的な株価の急落を狙う逆張り戦略や寄りで仕掛けて引けで手仕舞うデイトレ戦略などが、今のような株価の乱高下局面にフィットしやすいでしょう。
もしあなたが・・・裁量トレードで調子がよくないなと感じているならばこれを機会にぜひシステムトレードを身につけてみてはいかがでしょうか。きっとあなたのトレードの大きな武器になると思いますよ。
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