7月公開予定、利用者のセキュリティ強化に
DX支援事業を手掛けるメタップス(東京都港区、代表取締役社長 山崎 祐一郎)は、クラウドサービスへのログイン時に用いられる標準認証規格である「SAML」にSaaS(Software as a Service)が対応するためのオープンソースソフトウェア(以下:オープンソース)を開発します。2021年7月ごろ、GitHubで公開予定です。SaaS事業者がSAML認証に対応するための手間やコストを削減することで、国産SaaSのSAML対応を増やし、利用者のセキュリティ強化を目指します。
■SAML(サムル)とは
Security Assertion Markup Languageの略で、連携しているクラウドサービス間でユーザー認証を行うための標準規格です。主に、1つのID・パスワードで複数のサービスにログインできる「シングルサインオン(SSO)」に利用されます。クラウドサービスの普及に伴い、異なるサービス間での連携を必要とする機会が増えたため、統一された規格であるSAMLの利用が進んでいます。
■オープンソース開発の背景
・SAMLが必要とされる理由
当社が行った調査(※)によると、新型コロナウイルスの影響により、約60%の企業でSaaSの利用が増加しました。特に、オフィスで利用することを前提にオンプレミス(自社保有)で使っていたサービスをクラウドへ移行する動きは、急加速しています。
このようにクラウドサービスの利用が増えると、クラウドへのアクセスを前提としたセキュリティが必要となります。SAML認証を活用したSSOを行うことで、ほとんどのSaaSでID・パスワードを発行する必要がなくなるため、管理の負担や漏洩のリスクを減らせます。また、SSOを実現するIDaaS(IDentity as a Service)側で二段階認証やアクセス制限といったセキュリティ対策を施せるため、SaaS側のセキュリティに依存することなく、不正なログインを防ぐことが可能になります。
・SAML対応には多くの時間、コストがかかる
現在、多くの国産SaaSがSAML認証に未対応だと言われています。各サービスがSAML認証に対応するためには調査や設計、テスト、開発と多くの時間・コストがかかることに加え、SaaSの利用者側がログイン時にSSOを利用していない限りはSAML認証を必要としないため、SaaS事業者にとっては優先度が低い対応になっていることが考えられます。
・オープンソースでSAML対応の負担軽減
今回のオープンソース公開によって、SaaS事業者が一から開発する必要がなくなるため、SAML対応のハードルを下げることが可能です。その結果SAMLに対応するSaaSが増えれば、利用者のセキュリティ強化につながります。
当社は「世界を解き放つ」というビジョンを掲げ、世界中の誰もがテクノロジーによりさまざまな制約から解放される社会を目指しています。その1つとして挙げられる「働く場所からの解放」を実現するためには、クラウド上で利用できるSaaSの存在が不可欠です。当社はSaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」を提供する立場として、SaaS市場の活性化に貢献するため、今後も企業がSaaSを安心して利用できる環境を整えていきます。
※レポート(2020年12月29日発表)
「コロナ期のSaaS導入変化でふり返る2020年」SaaS利用実態調査レポート
https://www.metapscloud.com/report_20201229.html
■「メタップスクラウド」について
新型コロナウイルスの影響や企業のDX推進によってSaaSの導入が急激に増加したことに伴う課題を解決する、SaaS一元管理ツールです。社内のSaaS利用状況やコストなどの把握を可能にする「SaaS管理機能」と、すべてのSaaSにひとつのID・パスワードでログイン可能な「ID管理(IDaaS)機能」を両方搭載しています。
現時点で30以上のSaaSとSAMLによる連携を完了しており、今夏には連携SaaS数を100以上に増やすことを目指しています。
サービスサイト:https://www.metapscloud.com/
■メタップスについて
「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」というミッションのもと、「世界を解き放つ」というビジョンを掲げ、グループの中核となるファイナンス事業・マーケティング事業・DX支援事業を通じて社会のDX化とフィンテックの発展を推進しています。
〈会社概要〉
会社名:株式会社メタップス(英文名 Metaps Inc.)
所在地:東京都港区三田1丁目4番地1号 住友不動産麻布十番ビル3階
代表者:代表取締役社長 山崎 祐一郎
※山崎の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記
設立:2007年9月3日
資本金:5,444百万円(2020年12月期)
コーポレートサイト:https://metaps.com/
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
サービスに関するお問い合わせ先
株式会社メタップス
新規事業グループ 担当: 成田・姫野
メール:pr_mcloud@metaps.com
DX支援事業を手掛けるメタップス(東京都港区、代表取締役社長 山崎 祐一郎)は、クラウドサービスへのログイン時に用いられる標準認証規格である「SAML」にSaaS(Software as a Service)が対応するためのオープンソースソフトウェア(以下:オープンソース)を開発します。2021年7月ごろ、GitHubで公開予定です。SaaS事業者がSAML認証に対応するための手間やコストを削減することで、国産SaaSのSAML対応を増やし、利用者のセキュリティ強化を目指します。
■SAML(サムル)とは
Security Assertion Markup Languageの略で、連携しているクラウドサービス間でユーザー認証を行うための標準規格です。主に、1つのID・パスワードで複数のサービスにログインできる「シングルサインオン(SSO)」に利用されます。クラウドサービスの普及に伴い、異なるサービス間での連携を必要とする機会が増えたため、統一された規格であるSAMLの利用が進んでいます。
■オープンソース開発の背景
・SAMLが必要とされる理由
当社が行った調査(※)によると、新型コロナウイルスの影響により、約60%の企業でSaaSの利用が増加しました。特に、オフィスで利用することを前提にオンプレミス(自社保有)で使っていたサービスをクラウドへ移行する動きは、急加速しています。
このようにクラウドサービスの利用が増えると、クラウドへのアクセスを前提としたセキュリティが必要となります。SAML認証を活用したSSOを行うことで、ほとんどのSaaSでID・パスワードを発行する必要がなくなるため、管理の負担や漏洩のリスクを減らせます。また、SSOを実現するIDaaS(IDentity as a Service)側で二段階認証やアクセス制限といったセキュリティ対策を施せるため、SaaS側のセキュリティに依存することなく、不正なログインを防ぐことが可能になります。
・SAML対応には多くの時間、コストがかかる
現在、多くの国産SaaSがSAML認証に未対応だと言われています。各サービスがSAML認証に対応するためには調査や設計、テスト、開発と多くの時間・コストがかかることに加え、SaaSの利用者側がログイン時にSSOを利用していない限りはSAML認証を必要としないため、SaaS事業者にとっては優先度が低い対応になっていることが考えられます。
・オープンソースでSAML対応の負担軽減
今回のオープンソース公開によって、SaaS事業者が一から開発する必要がなくなるため、SAML対応のハードルを下げることが可能です。その結果SAMLに対応するSaaSが増えれば、利用者のセキュリティ強化につながります。
当社は「世界を解き放つ」というビジョンを掲げ、世界中の誰もがテクノロジーによりさまざまな制約から解放される社会を目指しています。その1つとして挙げられる「働く場所からの解放」を実現するためには、クラウド上で利用できるSaaSの存在が不可欠です。当社はSaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」を提供する立場として、SaaS市場の活性化に貢献するため、今後も企業がSaaSを安心して利用できる環境を整えていきます。
※レポート(2020年12月29日発表)
「コロナ期のSaaS導入変化でふり返る2020年」SaaS利用実態調査レポート
https://www.metapscloud.com/report_20201229.html
■「メタップスクラウド」について
新型コロナウイルスの影響や企業のDX推進によってSaaSの導入が急激に増加したことに伴う課題を解決する、SaaS一元管理ツールです。社内のSaaS利用状況やコストなどの把握を可能にする「SaaS管理機能」と、すべてのSaaSにひとつのID・パスワードでログイン可能な「ID管理(IDaaS)機能」を両方搭載しています。
現時点で30以上のSaaSとSAMLによる連携を完了しており、今夏には連携SaaS数を100以上に増やすことを目指しています。
サービスサイト:https://www.metapscloud.com/
■メタップスについて
「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」というミッションのもと、「世界を解き放つ」というビジョンを掲げ、グループの中核となるファイナンス事業・マーケティング事業・DX支援事業を通じて社会のDX化とフィンテックの発展を推進しています。
〈会社概要〉
会社名:株式会社メタップス(英文名 Metaps Inc.)
所在地:東京都港区三田1丁目4番地1号 住友不動産麻布十番ビル3階
代表者:代表取締役社長 山崎 祐一郎
※山崎の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記
設立:2007年9月3日
資本金:5,444百万円(2020年12月期)
コーポレートサイト:https://metaps.com/
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
サービスに関するお問い合わせ先
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新規事業グループ 担当: 成田・姫野
メール:pr_mcloud@metaps.com
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