冨士ダイス<6167>は13日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比18.2%減の142.47億円、営業利益が同89.0%減の0.96億円、経常利益が同70.2%減の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.0%減の4.68億円となった。
超硬製工具類について、溝付ロールや粉砕工具の販売が引き続き堅調に推移した。一方、市況の変化等により超高圧発生用工具及び熱間圧延ロール、混錬工具の販売が低調となり、売上高は前期比21.7%減の39.26億円となった。
超硬製金型類について、光学素子成形用金型の販売が前年度特需の反動減で低調に推移した。また、自動車部品生産用金型の販売は、一部次世代自動車向け製品の取り込みがあったが、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界的な自動車需要の落ち込みに伴う自動車関連の市況悪化の影響を受け低調となり、売上高は前期比24.6%減の34.04億円となった。
その他の超硬製品について、海外での半導体関連需要の拡大による超硬金型素材の販売増加や電池金型用素材の拡販、レンズ金型の販売が堅調に推移したが、自動車部品生産用金型の超硬金型素材向け販売が低調となり、売上高は前期比10.0%減の34.68億円となった。
超硬以外の製品について、KF2製の混錬工具の販売が増加したが、引抜鋼管及び鋼製やセラミックス製の自動車部品生産用金型の販売が低調となり、売上高は前期比14.8%減の34.47億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.8%増の156.40億円、営業利益が同480.5%増の5.60億円、経常利益が同102.9%増の6.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.9%減の3.80億円を見込んでいる。
<NB>
超硬製工具類について、溝付ロールや粉砕工具の販売が引き続き堅調に推移した。一方、市況の変化等により超高圧発生用工具及び熱間圧延ロール、混錬工具の販売が低調となり、売上高は前期比21.7%減の39.26億円となった。
超硬製金型類について、光学素子成形用金型の販売が前年度特需の反動減で低調に推移した。また、自動車部品生産用金型の販売は、一部次世代自動車向け製品の取り込みがあったが、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界的な自動車需要の落ち込みに伴う自動車関連の市況悪化の影響を受け低調となり、売上高は前期比24.6%減の34.04億円となった。
その他の超硬製品について、海外での半導体関連需要の拡大による超硬金型素材の販売増加や電池金型用素材の拡販、レンズ金型の販売が堅調に推移したが、自動車部品生産用金型の超硬金型素材向け販売が低調となり、売上高は前期比10.0%減の34.68億円となった。
超硬以外の製品について、KF2製の混錬工具の販売が増加したが、引抜鋼管及び鋼製やセラミックス製の自動車部品生産用金型の販売が低調となり、売上高は前期比14.8%減の34.47億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.8%増の156.40億円、営業利益が同480.5%増の5.60億円、経常利益が同102.9%増の6.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.9%減の3.80億円を見込んでいる。
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