リコーが7%高と急動意、今3月期営業損益大幅黒字化見通しで売り長の株式需給もポイントに
リコー<7752.T>が急動意。一時約7%高の1248円まで上値を伸ばし、満を持して1100円台のもみ合いを上放れる動きをみせている。同社が7日取引終了後に発表した21年3月期の業績は営業損益段階で454億2900万円の赤字となったが、続く22年3月期は急回復に転じ500億円の黒字化を見込んでいる。複合機などのオフィス関連機器の収益改善に加え、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要をにらみ注力中のITサービスも業績に貢献する見通し。これを手掛かり材料に買いが集まった。同社株は株式需給面でも信用売り残が買い残を上回っている状況で、上値の軽さが意識されている。
出所:MINKABU PRESS
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