新日本電工は5連騰で2年10カ月ぶり高値圏浮上、HV・EV向け機能材料に将来性
新日本電工<5563.T>は地合い悪に抗して5連騰と上げ足加速、6%強の上昇で347円まで上値を伸ばし、3月15日につけた高値331円を上抜き2018年5月以来約2年10カ月ぶりの高値圏に浮上した。日本製鉄系の合金鉄大手で、ここ急速に株価水準を切り上げているものの、PBR0.9倍と依然として解散価値を下回っており割高感がない。機能材料事業では蓄積された冶金・粉体技術を強みとして、高機能かつハイクオリティーの製品を提供。世界的な電動車シフトの動きが加速するなか、ハイブリッド車(HV)用水素急増合金や電気自動車(EV)用リチウムイオン電池正極材などのOEM生産を手掛けていることが評価材料となっている。
出所:MINKABU PRESS
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