キトー、今期経常を10％上方修正、配当も6円増額

　キトー <6409> が3月24日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の40億円→44億円(前期は49.9億円)に10.0％上方修正し、減益率が19.9％減→11.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の27.8億円→31.8億円(前年同期は31.9億円)に14.4％増額し、減益率が12.8％減→0.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の24円→30円(前期は48円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上面では、経済活動の再開に伴って需要の拡大基調が継続したこと、利益面では、さらなる生産性の向上と継続的なコスト削減に効果があったことから、それぞれ前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、連結業績予想を上方修正いたします。

　当社の配当方針に基づいて、連結業績や財務状況を総合的に勘案し、前回発表予想を、1株につき12円から6円増配し、18円に上方修正いたします。