NY株式市場(15日)3月米NY連銀製造業景況指数は市場予想を上回る−FOMC開催を16日から控え様子見ムード広がる
15日のニューヨーク株式市場でダウ平均は7日続伸して取引が始まった。まずは寄り付きで3万2900ドル台に乗せて先週末に付けた取引時間中の過去最高値(3万2793ドル)を更新している。
先週可決された1.9兆ドルのコロナ対策法案に加えてワクチン接種の進展でアメリカ経済の回復期待が根強い相場環境が継続している。特にコロナ対策法案を巡っては先週末から始まった1400ドルの個人給付に対する期待感から、引き続き景気敏感株中心に値上がりする銘柄が目立っている。
取引開始前に発表された3月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、17.4と市場予想(14.5)を上回ったことも、景気回復期待を後押しダウ平均の追い風となっている。
ただ、アメリカの長期金利を巡っては米国10年債利回りが1.6%台で高止まりしているほか、16日から始まるFOMCを前に様子見姿勢からポジションを大きく傾けにくい。ダウ平均は先週末までの6日続伸で1800ドル以上上昇して3日連続で過去最高値を更新した反動から上値では利益確定売りが出やすい1日となる。
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