佐渡汽、前期最終は赤字拡大も上振れ着地・10-12月期(4Q)最終は黒字浮上、今期業績は非開示

　佐渡汽船 <9176> [ＪＱ] が2月19日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期の連結最終損益は25.4億円の赤字(前の期は7.6億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、従来予想の38.7億円の赤字を上回って着地。なお、21年12月期の業績見通しは開示しなかった。

　なお、前期末に8.7億円の債務超過に陥った。

　同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を見送るとし、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結最終損益は1.8億円の黒字(前年同期は7億円の赤字)に浮上したが、売上営業損益率は前年同期の-13.9％→-31.7％に急悪化した。

株探ニュース