ETF売買動向＝2日前引け、野村小売が新高値

　2日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.2％減の1423億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.8％減の1159億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　小売 <1630> が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　インドブル <2046> が7.07％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が6.87％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.71％高、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> が4.76％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が4.61％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> は5.13％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.68％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.30％安、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> は3.52％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が285円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金684億4500万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金670億6200万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が158億2900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が125億9900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が55億3500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が46億6000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が38億9000万円の売買代金となった。

株探ニュース