相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

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最新投稿日時:2021/01/29 18:11 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2021/01/29 18:11

<3941> レンゴー

 四季報より 業種:パルプ・紙 。

【特色】板紙から段ボール製品まで一貫。板紙専業首位、製紙業界3位。軟包装など樹脂系包装材も有力

【踊り場】段ボール原紙・製品は食品や通販、宅配包装向け底堅い。ただ上期大幅減少の自動車など産業向けは下期回復でも数量後退。軟包装好調、原料古紙や燃料価格低下支援あるが営業益微減。増配。22年3月期は段ボール持ち直し、海外事業上向く。

【足固め】軟包装持分会社サン・トックスを子会社化。新素材セルロースナノファイバー実証設備を福井・武生工場などに設置。

2020年10月30日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-3.0%の400.00億円、経常利益-2.8%の420.00億円と小幅な減収・減益の見通し。

2016年1月21日の459円を安値に、短期の上昇トレンド(A)の中で、7月11日の717円の高値をつけて、6月24日の592円を安値とする三角保ち合い(B)を形成し、ある程度煮詰まったところで、2017年9月6日の610円を安値に上放れとなり、上昇トレンド(C)へ移行しました。この中で2018年8月2日の1078円の高値をつけてもみあい、2019年4月2日の1071円を2番天井にして、上昇トレンド(C)を下に切りました。このあと10月3日の748円まで下げて、2020年2月12日に918円まで反発し、その後、コロナ急落相場につれ安して、3月17日に660円まで下落しました。終値ベースでみると、686~908円のボックス相場(D)の中で、5月19日の910円まで戻し、770円台で下値を固め791~910円の小さなボックス相場(E)の動きとなっています。この形だと小ボックス相場の下限を待って買うことになります。
 

 

<2792> ハニーズホールディングス

 四季報より 業種:小売業。

【特色】SC軸に10~60代向け低価格の婦人カジュアル展開。中国は完全撤退。ミャンマーに自社工場

【急改善】EC好伸。店舗も前期純増16通期化、前第4四半期の休業や営業時短解消。出足低調の来店数もシルバーウィークから戻り歩調に。LED化など経費削減進展。営業益急改善。中国子会社清算益消える。

【EC拠点】いわき物流センターの第4期増築決定。21年8月末完成で能力2割増。好立地案件増など出店環境に変化、業績動向にらみ期初の新店25、退店20計画見直し。

2021年1月6日発表。2021年5月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+66.2%の40.00億円、経常利益+60.2%の40.00億円の増収・増益の見通し。

2016年7月22日の1485円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の703円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で大幅上昇となり、2020年1月7日の1837円の高値をつけたところで、コロナ急落相場に巻き込まれ急落となって、2020年3月13日に928円まで下落し、大きな上下動となって6月3日に1245円の戻り高値をつけ、その後は932~1235円のボックス相場(C)の動きとなっています。このボックス相場(C)の中で6月3日の1245円から短期の下降トレンド(D)を形成し、12月11日に917円まで下げて反発しているところです。
 

 

<6199> セラク

 四季報より 業種:サービス業。

【特色】ITインフラ構築・保守が柱。サイト、システムのカスタム開発も。エンジニアの社内育成に注力、機械設計エンジ、他。

【続 伸】SIは20年春新卒技術者の稼働遅れあるが、運用保守の需要堅調。好採算のDXはデータセンター運用監視やサイバーセキュリティが伸長。21年春新卒採用の大幅抑制で採算改善、営業増益続く。増配。

【新事業】デジタルヘルスケアの新サービスを開発中、今期中の提供目指す。SIの採用減は外注増でカバー、地方拠点の強化と前期伸長の公共案件の受注拡大に注力。

2021年1月13日発表。2021年8月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+20.8%の13.70億円、経常利益+41.6%の16.50億円と3期連続の増収・増益の見通し。

2018年12月25日の470円を安値とする、ゆるやかな上昇トレンド(A)の中で、2020年3月23日の546円を安値にして、急角度の上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2020年10月21日の2792円まで上昇し、ここを当面のピークにして、11月11日の1855円まで下落し、ここを安値とする三角保ち合い(C)となり、この中で10月21日の2792円、12月2日の2694円、2021年1月6日の2561円と順下げの三尊天井のあと下放れとなって、1月20日に1700円まで下げました。目先、反発していますが下値模索の動きを想定して買い場を探すところです。好業績銘柄ですので、大きな戻りが期待できます。
 

 

<2121> ミクシィ

 四季報より 業種:サービス業。

【特色】国産SNS『ミクシィ』運営。13年に投入したスマホゲーム『モンスターストライク』が収益柱に

【一転増益】ゲームは主力『モンスト』の有名IPコラボが想定超の好調。19年11月買収の競馬サイトも通期寄与。客単価が向上、人件費増や競輪向けの広告宣伝費積極投下あっても営業益反発。22年3月期はゲーム堅調増、競輪関連拡大し営業益続伸。

【あの手この手】20年11月に新ゲーム『スタースマッシュ』配信。競輪のライブ中継課金アプリは若年女性など新規顧客開拓。

2020年11月6日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+10.7%の190.00億円、経常利益+12.2%の190.00億円の増収・増益の見通し。

2017年11月9日の6500円を高値に急角度の下降トレンド(A)を形成し、この中で2018年8月13日の2492円を第1の底値、10月30日の2312円を第2の底値、12月25日の2064円を第3の底値と順下げの3点底をつけて、2018年2月6日の2893円まで反発後、ゆるやかな下降トレンド(B)へ移行しました。この中で2020年3月19日に1340円とコロナ急落相場で底打ちとなり、6月15日の1620円を2番底にして短期の上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で、10月8日の3125円、11月9日の3290円と2点天井をつけて、11月18日に2784円で売転換となり、上昇トレンド(C)を下に切っています。

2020年3月19日の1340円の安値から、11月9日の3290円の高値までの上昇幅の1/2押し水準を待って反発を狙ってみるところですが、11月18日に2784円で売転換となって、1/3押しの2645円を切っており、これだと1/2押し水準まで待って買わないと十分な待ち伏せ買いのリバウンドは取れないと思われます。
 

 

<9835> ジュンテンドー

 四季報より 業種:小売業。

【特色】中国地方トップシェアのホームセンター。園芸農業・資材工具を強化。書店も展開。利益上期偏重

【増配も】出店1、退店ゼロ(前期各ゼロ、2)。柱の資材工具、園芸農業に巣ごもりの追い風が想定以上に続く。家庭用品は衛生品が好調持続。チラシ削減も効き前号比営業増益幅拡大。減損減る。22年2月期は巣ごもり需要減退で営業減益だが高水準。

【大型3出店】合計約20億円投じ、22年鳥取と兵庫で1店ずつ、23年京都で1店開業。近畿の既存店も改装方針、店舗大型化推進。

2021年1月8日発表。2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+573.5%の19.60億円、経常利益+668.0%の19.20億円と大幅な増収・増益の見通し。

2016年6月24日の305円を安値に、上昇トレンド(A)を形成し、2017年12月8日に1140円の高値をつけました。ここから大幅下落となってスタートの株価までお里帰りとなって、2020年3月13日に305円の安値をつけました。しかし、コロナ暴落相場下で、家にいる時間が長くなり、ホームセンターは需要にピッタリはまり業績上向きとなりました。その後、9月28日に1229円まで上昇して、ここから押し目を形成しており、12月7日の739円まで下げてもみあっています。

コロナによる巣篭もり需要で、2020年9月28日の1229円まで急騰(6ヶ月で約4倍化)し、上昇幅(924円)の1/2押しの767円を少し下回る739円(12月7日)まで下げて1/2押し水準で値固めしているようにみえます。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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