■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2021年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比729百万円増加の8,596百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が635百万円、売掛金81百万円及び前払費用15百万円が増加したことによる。固定資産は、有形固定資産が57百万円増加した一方で、無形固定資産が54百万円、投資その他の資産が10百万円減少した。
負債合計は前期末比865百万円増加の4,157百万円となった。有利子負債が359百万円増加したほか、前受金が365百万円、未払法人税等が78百万円それぞれ増加した。また、純資産合計は前期末比135百万円減少の4,438百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益27百万円を計上した一方で、配当金の支払額150百万円が減少要因となった。
経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の57.7%から51.3%に低下し、逆に有利子負債比率が32.3%から41.3%に上昇した。将来の成長に向けた先行投資資金を借入金で調達していることが要因である。ただ、ネットキャッシュはプラスとなっていることから、財務の健全性は維持されているものと判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
3. 財務状況と経営指標
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2021年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比729百万円増加の8,596百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が635百万円、売掛金81百万円及び前払費用15百万円が増加したことによる。固定資産は、有形固定資産が57百万円増加した一方で、無形固定資産が54百万円、投資その他の資産が10百万円減少した。
負債合計は前期末比865百万円増加の4,157百万円となった。有利子負債が359百万円増加したほか、前受金が365百万円、未払法人税等が78百万円それぞれ増加した。また、純資産合計は前期末比135百万円減少の4,438百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益27百万円を計上した一方で、配当金の支払額150百万円が減少要因となった。
経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の57.7%から51.3%に低下し、逆に有利子負債比率が32.3%から41.3%に上昇した。将来の成長に向けた先行投資資金を借入金で調達していることが要因である。ただ、ネットキャッシュはプラスとなっていることから、財務の健全性は維持されているものと判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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