ETF売買動向＝28日寄り付き、日経レバの売買代金は164億円と低調

　28日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比48.6％増の319億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同51.6％増の273億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> など6銘柄が新高値。ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＺＡＭ　上場投信　東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2527> が6.29％高、ＵＢＳ　先進国株 <1394> が5.41％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> は8.00％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が15円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金164億1900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均225億5200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が52億7700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が13億8900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億9300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が9億8300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が7億5000万円の売買代金となっている。

株探ニュース