邦チタは全般軟調地合いに逆行し一時7%高、5GとEV向け次世代電池で思惑
東邦チタニウム<5727.T>は全体軟調地合いに抗して上値追い基調を強め、一時7%高の913円まで駆け上がる場面があった。チタン製錬を主力とし、高度なチタン関連技術を生かし電子材料分野でも高実績を持つ。5G関連では高純度金属チタンや超微粉ニッケルが好調に推移。また全固体電池や空気2次電池に応用されるリチウムランタンチタン酸化物(LLTO)という有望素材を手掛けていることも買いの手掛かり材料となっている。直近の中期経営計画では、最終年度の23年3月期に売上高580億円(今期見通し352億円)、営業利益65億円(同27億円)を掲げている。
出所:MINKABU PRESS
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