―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月4日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 インスペック <6656>
21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比72.2%減の4200万円に大きく落ち込み、通期計画の1億3000万円に対する進捗率は32.3%にとどまり、さらに前年同期の154.1%も下回った。
▲No.2 萩原工業 <7856>
20年10月期の連結経常利益は前の期比0.4%減の28.4億円になり、21年10月期も前期比3.5%減の27.4億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6656> インスペック 東2 -10.81 12/ 7 上期 -72.19
<7856> 萩原工業 東1 -3.33 12/ 7 本決算 -3.52
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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