<動意株・8日>(大引け)=マルマエ、ラクーンHD、エディアなど
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ラクーンホールディングス<3031.T>=朝安スタートも切り返す。この日の午前中、傘下のラクーンコマースが運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」が、BASE<4477.T>が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」とサービス連携を開始したと発表。今回の連携により、「BASE」を利用する小売店や事業者がスーパーデリバリーで仕入れを行う場合、スーパーデリバリーで仕入れた商品の情報を拡張機能「スーパーデリバリー App」を通じて「BASE」で開設したネットショップに登録・販売することが可能となる。
エディア<3935.T>=後場一段高。この日正午ごろ、ベネッセコーポレーション(岡山市北区)のオンライン相談サービス「いぬ・ねこのきもちペットケアONLINE」に関する業務を受託したと発表しており、これが好感されている。「いぬ・ねこのきもちペットケアONLINE」は、12月7日にサービスを開始した、利用登録をした犬・猫の飼い主が、ペットとの生活で悩みがちな5つのテーマである「健康・病気」「しつけ」「フード」「保険」「生活」について、パソコンまたはスマートフォンから気軽に相談することができるサービス。エディアは開発・運用業務を受託しており、サービス開始後の運用業務についても引き続き受託したという。なお、21年2月期業績への影響は現在精査中としている。
イルグルム<3690.T>=3日ぶりに反発。7日の取引終了後に発表した11月度の月次売上高(速報)が前年同月比26.6%増となり、26カ月連続で増収となったことが好感されている。今年1月に事業譲受により承継したADPLAN事業の寄与もあり、売上高の85%を占める主力のマーケティングプラットフォーム事業が同18.5%増と好調を持続したことに加えて、EC業界の好調を背景に商流プラットフォーム事業が同2.1倍となったこともプラスに働いた。
学情<2301.T>=大幅反発。7日の取引終了後に発表した21年10月期単独業績予想で、売上高65億円(前期比13.6%増)、営業利益15億7000万円(同32.1%増)、純利益11億3000万円(同21.8%増)と大幅な営業増益を見込み、年間配当を前期比3円増の33円を予定していることを材料視した買いが向かった。オンライン上での採用活動やリアルとオンラインを併用した採用ツールへの企業ニーズが高まっているなか、通年採用・業種別採用対応型のサイト「あさがくナビ」及び20代専門転職サイト「Re就活」をブラッシュアップして業績の向上につなげる。また、少人数制マッチングイベント「就活サポートMeeting」などオンライン・デジタル新商品の開発に注力するほか、公的機関による雇用支援事業の増大も寄与する。
クシム<2345.T>=一時ストップ高。5日・25日移動平均線を上回り底値離脱の気配を漂わせている。学習ソフトの製造販売を手掛けるほかブロックチェーンなどITソリューション分野にも積極展開する。7日取引終了後、子会社クシムソフトのシステムエンジニアリングサービスにおける11月エンジニア稼働率は96.0%とシステムエンジニアリングサービス事業の単月黒字となる損益稼働率を達成し、同時にクシムソフト目標値を達成したと発表、これが株価にポジティブに働いている。株式需給面ではライツ・オファリングにより発行する新株予約権行使に絡む思惑も市場では取り沙汰されるほか、直近は外形証券経由の空売り急増でその買い戻しへの思惑も株価を刺激しているもようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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