ドル安基調継続、ポンドはワクチンの早期接種開始見込みなども支え=東京為替概況

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最新投稿日時:2020/11/30 15:12 - 「ドル安基調継続、ポンドはワクチンの早期接種開始見込みなども支え=東京為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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ドル安基調継続、ポンドはワクチンの早期接種開始見込みなども支え=東京為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/30 15:12
ドル安基調継続、ポンドはワクチンの早期接種開始見込みなども支え=東京為替概況

 先週末にドル円が103円台を付けるなど、ドル売りの動きが強まって迎えた週明けの東京市場。午前中にドル売りの動きが強まる展開となり、ドル円は先週末の安値を割り込み103円83銭前後を付ける動きとなった。先週末に1.1960台まで上昇し、ほぼ高値引けとなったユーロドル(ユーロ高ドル安も、先週末のユーロ高ドル安圏を超え1.1970台まで上値を伸ばす展開に。

 感謝祭で米CDC(米疾病対策センター)の自粛要請にもかかわらず、市民の大きな移動が見られたことから、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長が、(潜伏期間を経て)今後2,3週間で感染者が増加することはほぼ確実。急増に次ぐ急増を目にするだろうとかなり厳しい状況を示したことを受けて、米株先物が下落し、午前中買いが優勢となっていた日経平均がマイナスに転じるなどの動きが見られたことで、午後はリスク選好でのドル売りに一服感も、戻りは鈍く基調は依然としてドル売りに。

 先週末、EUとの自由貿易協定をめぐる協議が難航していることを理由に売りが目立ったポンドは、対ドルでしっかり。先週末は海外市場で1.3380台から1.3280台まで値を落としていたが、週明け1.3320前後とポンド買いで始まり、その後1.3340台まで上値を伸ばした。英紙が英医薬品・医療製品規制庁がファイザーによる新型コロナウイルス向けワクチンを緊急承認し、世界に先駆けて早ければ7日からワクチンの摂取が英国で開始されると報じたことが、ポンド買いを誘った。午後はドル安の流れが一服したこともあり高値圏でもみ合いに。対円でも朝はポンド買いが目立ったが、その後はドル円の下げもあって高値から値を落としている。

MINKABU PRESS 山岡和雅

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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