ウエスタンユニオンが反発 アナリストが投資判断を引き上げ＝米国株個別

　ウエスタンユニオンが反発。同社は個人間を中心に世界的な送金および決済サービスを手掛けるフィンテック企業。きょうはアナリストが投資判断を「中立」に引き上げ、目標株価も２２ドルに引き上げたことが買い手掛かりとなっている。デジタル事業を含むポジティブな動きが若干見られていると指摘した。そのほか、規制リスクへの対応能力と、優れたコスト管理についても言及している。

　同社株は夏から１０月にかけて下げ基調が続き、一時１９ドル付近まで下落していた。パンデミックで外国人労働者による母国への送金が縮小したことが圧迫していたが、半面、従来の金融機関を介した送金をオンライン送金に切り替える動きも加速しており、目標を上回る成長への期待もあるようだ。

（NY時間09:49）
ウエスタンユニオン　20.87（+0.65　+3.21%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美