サイバーリンが連日の大幅高、タイムスタンプでデジタル化推進政策に乗る
サイバーリンクス<3683.T>が連日の大幅高と気を吐いている。同社は食品流通業界向けを中心に基幹業務系クラウドサービスを提供、官公庁向けクラウドサービスなどでも高い実績を持つ。菅首相が掲げる行政のデジタル化推進では「脱ハンコ」をテーマに電子署名や電子認証に関連する銘柄が注目されているが、同社株はその関連最右翼として頭角を現している。人工知能(AI)を使った光学文字認識(AI-OCR)などの普及で書類の電子化、ペーパーレス化が進むなか、領収書や請求書、契約書などを電子データとして保存する際には、ある日時に特定の電子データが存在し改ざんもされていないことを証明するタイムスタンプの付与が法律的に義務付けられている。同社はそのタイムスタンプなど証明サービスを展開していることからマーケットで注目度が高まっている。業績も好調で20年12月期営業利益は6億3900万円と前期比4割超の伸びが見込まれている。
出所:MINKABU PRESS
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