カチタス、上期経常を一転2％増益に上方修正

　カチタス <8919> が10月27日大引け後(17:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の42.2億円→55.8億円(前年同期は54.7億円)に32.2％上方修正し、一転して1.9％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の98.9億円(前期は98.9億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社が連結業績予想を発表した2020年５月11日時点においては、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言が発令中であり、お客様が営業担当者との接触を避けることや、外出を自粛することで、物件への反響数が減少し、当第２四半期累計期間の販売件数は減少するものと見通しておりました。しかしながら、緊急事態宣言が解除された2020年５月及び６月では、販売物件への問い合わせである反響数が前年同月比でそれぞれ約120％となりました。また、2020年７月以降も前年同月比を上回る反響数で堅調に推移いたしました。その結果、当第２四半期連結累計期間の販売件数は3,093件（計画対比13.3％増）と、計画時の見通しを上回りました。以上の状況を踏まえ、当第２四半期連結累計期間の業績予想につきまして、上記の通り修正することといたしました。なお、通期の業績予想につきましては、2020年５月11日に発表した予想数値から変更しておりませんが、今後、修正が必要と判断した場合は速やかに開示いたします。（注）業績予想は、本資料発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。