ＮＳＳＯＬ、今期最終を3％上方修正、未定だった配当は12.5円減配

　日鉄ソリューションズ <2327> が10月27日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比9.2％減の79.2億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の155億円→160億円(前期は185億円)に3.2％上方修正し、減益率が16.5％減→13.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比17.8％減の80.7億円に減る計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は52.5円(前期は65円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比3.9％増の48億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の10.7％→9.7％に低下した。

株探ニュース