足元の調整一巡から決算通過後の出直りに期待
【事業内容】
破砕・解体用の油圧ショベルの先端部分にあたるアタッチメントを手掛ける建機メーカー。大割機、鉄骨カッター等が主力商品で、圧砕機に注力。リサイクルアタッチメント等アフターマーケットの増強で収益基盤の安定を図るとともに、積極的なM&Aをしかけ南星グループを強化も。
【業績面】
業績面においては8/7に第1Q決算を発表し、売上高は6.4%減収、営業利益は4.2%増益でコロナ禍影響の中で底堅さをみせたが、あわせて発表された今期ガイダンスでは売上高10.9%減収、営業利益26.9%減益とかなり保守的な予想を打ち出した。割合はそれほど高くないものの欧米におけるコロナ感染拡大を懸念しているとみられ、海外はアジア圏の回復でカバーできるかが焦点となりそう。
【株価動向】
株価は3/13に安値740円をつけて反発に転じるも6月高値1043円で戻り一服、7月末にかけて再び売り込まれる展開となった。秋口以降は中国経済の回復とともに機械セクター全般に底入れ期待が出始めたほか、バリュー株見直しの市場物色を背景にじわじわと水準を切り上げつつ200日移動平均線を突破。足元では再び調整売り圧力に押されているものの、需給面による下げ一服感と次回決算発表での業績底入れ確認で今後の持ち直しが期待できると予想。
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
6294
|
1,895.0
(13:23)
|
-14.0
(-0.73%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
11/15 16:40
-
11/14 15:30
-
11/14 15:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
今日 13:39
-
今日 13:37