ＳＧＨＤ、今期経常を2％下方修正、今期配当を実質増額修正（訂正）

　ＳＧホールディングス <9143> が9月24日大引け後(17:20)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の910億円→890億円(前期は805億円)に2.2％下方修正し、増益率が13.0％増→10.5％増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の525億円→550億円(前期は472億円)に4.8％上方修正し、増益率が11.0％増→16.3％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
　なお、4-9月期(上期)の経常利益は従来予想の440億円(前期は389億円)を据え置いた。

　同時に、10月31日割当の1→2の株式分割に伴い、年間配当を従来計画の49円→38円(前期は44円)に修正した。年間配当は実質6.1％の増額となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社が保有する日立物流株式の一部を日立物流が実施する自己株式取得に応募することにより、日立物流は持分法適用会社から除外される見込みです。また、日立物流が保有する佐川急便株式10,655,240株を取得することにより、第３四半期以降の親会社株主に帰属する当期純利益が増加する予定です。なお、今回の修正は、日立物流との株式持分比率変更の影響額のみを加えており、日立物流株式の売却に伴う株式売却益については、確定次第速やかにお知らせいたします。第２四半期の業績及び通期見通しにつきましては、足元の状況を精査し10月30日に予定している2021年３月期第２四半期決算発表にて報告いたします。