【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2020/08/27 16:47 - 「【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)」(みんかぶ株式コラム)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

著者:鈴木 行生
投稿:2020/08/27 16:47

~プレミアム会員を軸としたサービス体制を一新、需要拡大局面へ~

【ポイント】
・プレミアムメンバーの会員数が増加に転じてきた。家庭のデジタルライフを計画的にサポートするというビジネスモデルが、効果を発揮しつつある。今期より、「情報社会における格差を解消する」というビジョンと、「全てにお宅にデジタル担当を」というミッションのもと、新しいステージを目指している。

・新型コロナウイルスへの対応が加わって、テレワークやオンライン学習のニーズが高まっており、PCやタブレットの販売が伸びている。PCデポは在宅でのテレワーク、オンライン学習、遠隔コミュニケーションなど何でも相談にのってくれる。

・新しい生活様式では、1)オンラインサービス活用のための買い替え相談やネット環境の整備、2)オンライン学習、遠隔コミュニケーションの使い方、3)新しいサービス利用の料金見直し、4)既存メンバーから新規メンバーへの拡大などが盛り上がっている。

・野島社長は、「社会貢献と稼ぐ力が成立する」ところに、ビジネスとしての持続性があると社員に語り、トップ自ら人材育成に全力投入している。昨年「デジタルライフプランナー」の商標を取得した。3~5人のチーム(社内呼称Works)が顧客(家庭)のデジタル担当になって、プレミアムメンバーである顧客の未来デジタルライフを一緒に創っていく。提案型コンサルによる需要創出効果が次第に顕在化してこよう。

・デジタルライフプランのコンサルを担うデジタル担当は、社員の働き方を大幅に変えている。フルサポートする「困ったを解決」というサービスは変わらないが、プレミアムメンバーとの結びつきを強化して、「未来デジタルライフの計画的提案」で、将来価値を創造していく。PCの役割も見直され、今後は継続的に市場開拓ができよう。

・新しいビジネスモデルへの転換は、先進的で画期的である。今後はプレミアムメンバーのリテンション(保持)も高まり、新規の加入も増えてくるので、収益性は以前より向上してこよう。今後5年で売上経常利益率10%、経常利益50億円は十分見込めるので、市場での評価も大きく上昇してこよう。

目 次
1.特色 インターネットデバイスのサービス専門店へ転換
2.強み サービス収入主力の収益構造へシフト
3.中期経営方針 ビジネスモデルの進化を図り、メンバー(会員)との結びつきを強化
4.人材育成 ユニークなマイクロガバナンスと関係人口作り
5.当面の業績 デジタル担当への切り替え効果はこれから本格化
6.企業評価 新規加入の増加で、攻めの局面へ

ピーシーデポコーポレーション <7618>
企業レーティング
株価
(2020年8月26日)
703円
時価総額 370億円
(52.622百万株)
PBR 1.38倍
ROE 9.5%
PER 14.4倍
配当利回り 1.8%
総資産 37876百万円
純資産 25682百万円
自己資本比率 67.6%
BPS 510.1円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2013.3 51359 867 924 441 11.2 3.9
2014.3 53772 2256 2357 1536 38.0 4.7
2015.3 51261 3045 3162 1914 42.0 6.9
2016.3 51729 4086 4139 2693 56.9 9.6
2017.3 46417 3402 3467 2269 44.1 13.0
2018.3 43590 2981 3079 1958 38.6 13.0
2019.3 40447 2579 2685 1553 30.9 13.0
2020.3 39137 2941 3018 1718 34.2 13.0
2021.3(予) 40500 3600 3700 2450 48.7 13.0
2022.3(予) 41000 3800 3900 2600 51.6 15.0

(2020.6ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは直近予想ベース。2013年10月に1:100、2015年1月に1:1.5、2016年10月に1:1.2の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当については修正ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/pcdepo202008.pdf

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
479.0
(10/26)
+1.0
(+0.20%)

みんかぶおすすめ