NY株式市場(18日)ホームデポ決算も好調で個人消費の回復期待が続く−7月住宅着工件数は市場予想を上回る
18日のニューヨーク株式市場でダウ平均は反発して取引が始まりそうだ。取引開始前に発表された小売り企業の決算や住宅関連指標などマクロ、ミクロともに好調な内容が相次いだことから投資家マインドを落ち着かせそうだ。
取引開始前に発表されたウオルマートの第2四半期決算は、EPS・売上高ともアナリスト予想を上回る好調な内容となった。特に新型コロナウイルスの感染拡大で消費者の巣ごもり需要を背景にネット通販事業の売上高が97%増と堅調に推移したことが収益を押し上げた。
同じく取引開始前に発表されたホームデポの第2四半期決算もアナリスト予想を上回る好調な内容だったことから、18日のニューヨーク株式市場では個人消費の回復期待につながりそうだ。
このほか、取引開始前に発表された住宅着工件数は149.6万戸と市場予想(124.5万戸)を上回ったことも、相場の下支えとなりそうだ。
ダウ平均は寄り付きから買いが先行する局面で節目の2万8000ドルを連日で強く意識することになる。前日に再び過去最高値を更新しているナスダック総合株価指数は買い疲れ感も台頭しやすいタイミングにも差し掛かってくるだろう。
ダウ平均は前日と同様にIT・ハイテク株高でナスダック総合株価指数が過去最高値を更新する動きに追随した上で、朝方の買いが一巡したあとは値持ちの良さを発揮できるかどうか、バリュー株を買い向かっていく買い意欲の強さが試されそうな1日となる。
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