世界全体金ETF残高が8ヶ月連続の爆増中
世界全体の金ETF残高は、8か月連続でプラスとなりました。7月は+166トンの増加となり、7/31現在過去最高の3785トン(2391億USドル)に達しています。今年度1-7月では+899トン(491億USドル)の怒涛の資金流入となりました。過去最高はリーマンの2009年の+645トンですが、今年度はこのままのペースでいくと年間+約1500トンに達するすさまじい勢いとなっております。
8月になっても勢いは衰えず、世界最大シェアのSPDR金ETF残高は8/5現在1267.96トンと3日間で26.1トンの増加です。
NY金価格は、7月半ばからは棒上げを演じ、2000ドルを突破し、3月中旬の1500ドルから500ドル以上の急騰となっております。世界的な金融緩和政策、利下げ傾向が続き、米実質金利はマイナスで実物資産である金の評価は、青天井です。また新型コロナの感染がブラジル、メキシコなど中南米にも急拡大中で拡大に歯止めがかからず、世界全体の死亡者は70万人を超え、東京都もここにきて感染大爆発で安全資産としての金に買いが入りやすい状況は続いています。金先物価格も上場来高値更新を連日の更新で週末7000円/gに到達。3/16安値4876円から、2000円がらみの上昇を演じています。金先物価格に連動する金ダブルブル(2036)も22560円まで年初来高値更新ですが、20000円も通過点。
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