２４日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は７１０ドル安と３日ぶりに急反落

　２４日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比７１０．１６ドル安の２万５４４５．９４ドルと３日ぶりに急反落した。

　米カリフォルニア州やテキサス州などでの新型コロナウイルス感染拡大が続き「第２波」への警戒感が高まった。また、国際通貨基金（ＩＭＦ）が世界経済成長率見通しを下方修正したことや、米国と欧州の貿易摩擦が懸念されたことも売り要因となった。ボーイングや化学のダウが安く、原油価格の下落でエクソン・モービルやシェブロンが値を下げた。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックなど主力ＩＴ関連株が下落した。半面、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズやギリアド・サイエンシズが高く、デル・テクノロジーズが値を上げた。

　ナスダック総合株価指数は、２２２．２０３ポイント安の９９０９．１６６と９日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１１億４３３万株となった。

出所：MINKABU PRESS