米関税がユーロ圏の景気後退リスクを高める ユーロドルは1.15ドル台半ばまで上昇=NY為替
ECB理事のカザークス・ラトビア中銀総裁は21日、米国が発表した関税措置が不確実性を高め、ユーロ圏経済の景気後退リスクを押し上げていると警告した。
総裁はブログで「景気後退は現在の基本シナリオではない。しかし、地政学や世界貿易においてこれほど大規模な変化が起きれば、景気後退の可能性は高まる」と指摘。
「残念ながら、世界経済における不確実性は高まっており、その主な要因は貿易戦争にある」とし、「これは貿易、消費、投資を阻害し、世界の経済成長を鈍化させている」とも記した。
本日のユーロドルは1.15ドル台半ばまで上昇しており、2021年11月以来の高値水準を更新している。
EUR/USD 1.1540 EUR/JPY 162.47 EUR/GBP 0.8614
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
総裁はブログで「景気後退は現在の基本シナリオではない。しかし、地政学や世界貿易においてこれほど大規模な変化が起きれば、景気後退の可能性は高まる」と指摘。
「残念ながら、世界経済における不確実性は高まっており、その主な要因は貿易戦争にある」とし、「これは貿易、消費、投資を阻害し、世界の経済成長を鈍化させている」とも記した。
本日のユーロドルは1.15ドル台半ばまで上昇しており、2021年11月以来の高値水準を更新している。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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