ETF売買動向＝23日前引け、ｉＳ米国株Ｈ、マザーズが新高値

　23日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比127.6％増の3461億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同134.6％増の3094億円だった。

　個別では東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.49％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が4.95％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が3.15％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が3.02％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.74％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> は5.03％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.19％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が184円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2182億5000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1128億700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が520億4700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が109億9400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が71億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が61億8300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が40億8000万円の売買代金となった。

株探ニュース