東京株式（寄り付き）＝売り先行、米株反発受け不安心理後退も上値重い

　週明け１５日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比１７０円安の２万２１３５円と続落。

　前週末の米国株市場ではＮＹダウが５００ドル近い上昇をみせるなど、主要株指数が揃って反発に転じたことで、過度な不安心理はやや後退している。ただ、東京市場では前週末に日経平均が朝方大幅安の後は急速に下げ幅を縮小しており、米国株市場の反発を事前に織り込んでいた部分もあるだけに、その分上値は重い。外国為替市場の動向やアジア株市場の動向を横目に前週末終値を挟んで神経質な展開が想定される。あすまでの日程で開催される日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑もある。

出所：MINKABU PRESS