日医工が続伸、東大や第一三共などとナファモスタット吸入製剤の共同研究開発を実施へ◇
日医工<4541.T>が続伸している。8日の取引終了後、東京大学、理化学研究所及び第一三共<4568.T>と、新型コロナウイルス感染症の治療に向けたナファモスタット吸入製剤の共同研究開発実施に向けて基本合意したと発表しており、これが好感されている。
今回の共同研究開発では、日医工は製造販売元として「フサン」(一般名「ナファモスタットメシル酸塩」)の点滴静注に関して長年にわたり蓄積してきた臨床データの提供や原薬供給を行うほか、第一三共は、抗インフルエンザウイルス薬「イナビル」の開発で得た技術を活用して、ナファモスタットの吸入製剤化の研究開発を推進するという。今後、非臨床試験を7月に開始する予定で、21年3月までの臨床試験移行を目指すとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
今回の共同研究開発では、日医工は製造販売元として「フサン」(一般名「ナファモスタットメシル酸塩」)の点滴静注に関して長年にわたり蓄積してきた臨床データの提供や原薬供給を行うほか、第一三共は、抗インフルエンザウイルス薬「イナビル」の開発で得た技術を活用して、ナファモスタットの吸入製剤化の研究開発を推進するという。今後、非臨床試験を7月に開始する予定で、21年3月までの臨床試験移行を目指すとしている。
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