ETF売買動向＝19日大引け、全銘柄の合計売買代金3212億円

　19日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比56.9％増の3212億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同60.6％増の2766億円だった。

　目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が10.33％高、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> が7.41％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が5.89％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が5.69％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が5.48％高と大幅な上昇。

　一方、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は5.36％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は4.80％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.20％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は3.79％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が299円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1681億8800万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金1377億7000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が586億円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が114億1200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が106億7000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が79億6900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が51億7100万円の売買代金となった。

株探ニュース