ＳＥＨＩ、前期経常を一転19％増益に上方修正

　ＳＥホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478> [ＪＱ] が4月24日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の3.7億円→4.4億円(前の期は3.7億円)に19.5％上方修正し、一転して18.8％増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の2.6億円→2億円(前の期は2.5億円)に20.8％下方修正し、一転して19.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.4億円→2.1億円(前年同期は2.3億円)に51.1％増額し、減益率が41.0％減→10.9％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましは、出版事業及びコーポレートサービス事業業績が前回予想を上回る見込みとなったことを主因に、又、営業利益・経常利益につきましては、上記要因に加えて、教育・人材事業業績が前回予想を上回る見込みとなったことを主因に、各々前回予想を上回る見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、ソフトウェア・ネットワーク事業における不採算事業整理の一環としての減損損失を特別損失として計上したことを主因に前回予想を下回る見込みであります。（業績等の予想に関する注意事項）　この資料に記載されております業績等の予想数字につきましては現時点で得られた情報に基づいて算定しておりますが、多分に不確定な要素を含んでおります。従いまして実際の業績等は、業況の変化などにより、この資料に記載されている予想とは異なる場合がありますことをご承知おきください。