NY外為市場でドル・円は引き続き重要な節目である200日移動平均水準108円33銭を試す展開が続いた。一方、ユーロは域内の経済が景気後退入りするとの見通しに基づき売りに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1062ドルから1.1010ドルまで下落し日中安値を更新。ユーロ・円は119円50銭から118円80銭まで下落し、24日来の安値を更新した。
米国株式相場は米国の過去最大規模の財政・金融支援策や各薬品会社による新型ウイルスに対抗するワクチン開発が進展していることなどが好感され上昇。ダウ平均株価は500ドル高で推移。米国債相場は原油価格の急落を警戒し投資資金が流入し価格は上昇した。米10年債利回りは0.68%から0.6%まで低下し3週間ぶりの低水準で推移した。
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