【買い】アンリツ(6754):巻き返し相場のリード役

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最新投稿日時:2020/03/15 20:16 - 「【買い】アンリツ(6754):巻き返し相場のリード役」(伊藤明)

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【買い】アンリツ(6754):巻き返し相場のリード役

著者:伊藤明
投稿:2020/03/15 20:16

「5G」の大本命

【強いファンダメンタルズ】
「5G」で需要拡大。携帯電話・基地局向け通信計測機器大手。海外でも高シェアを誇る。食品向けの産業機械も。

日経平均が記録的な暴落に見舞われた3月13日に見せた逆行高は要注目。「5G」という時代の要請を背景にした特需で潤う動きに変化はなく、巻き返し相場のリード役を担うと考えられます。市場のテーマ性や業績見通しなど、ファンダメンタルズでは強い材料が揃っており、マーケットの落ち着きと共に評価される銘柄。

【再評価】
3月12日にみずほ証券の投資判断格上げで、中立→買い 目標株価2,100円→2,300円と引き上げ。また、クレディ・スイスも投資判断「OUTPERFORM」継続で、目標株価を2,420円→2,880円に引き上げている。5Gスマホメーカーによる2020年生産台数は4億7,500万台→3億8,000万台に下方修正となったが、2020年下期や21年にかけて、5Gチップセットのミドルエンドやローエンド向けの開発案件も目白押しであり、スマホメーカーでも5G対応のモデル数がさらに増えていくため、アンリツが供給している研究開発用計測器に対する需要も堅調に推移すると予想されている。

【テクニカル】
ザラバベースで1月23日の高値2,253円高値から、3月13日の同安値1,550円まで31%の急落展開。相場格言の「3割高下につけ」のレベルまで一気に叩き売られた株価水準。25日移動平均の1,910円レベルまで短期間でリバウンドする可能性は高そうです。信用倍率は0.93倍と買戻し需要も。
伊藤明
株式会社日本証券新聞社 テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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