ユーロドル、1.04ドル台に再び値を落とす ECBは追加利下げへの期待が高い=NY為替
きょうのユーロドルは売りが優勢となっており、1.04ドル台に再び値を落としている。ただ、1.05ドルちょうどの水準から下放れる動きも見られず、このあとのFOMCの結果を待っている状況。
ユーロの弱気な見方は根強い。FRBや英中銀は利下げに慎重になっている一方、ECBは追加利下げへの期待が高まっている状況。少なくとも3月までは毎回の理事会で利下げが実施されるとの見方も出ているようだ。
ただ、本日はECBのチーフエコノミストのレーン理事の発言が伝わっていたが、利下げのペースについては柔軟な姿勢を維持すべきとの見解を示していた。世界経済に依然として残るリスクがインフレ見通しを変化させる可能性があるためだという。賃金上昇、企業利益に加え、地政学的な緊張がエネルギー価格や輸送コストを押し上げ、新たな物価上昇圧力となる可能性があると述べた。
一方、貿易摩擦の悪化は見通しを立てることをより困難にするとも指摘。不確実性が高まっている現在の環境下においては、理事会ごとに機敏に対応し、特定の金利見通しに事前にコミットしないことが賢明だという。
EUR/USD 1.0474 EUR/JPY 161.16 EUR/GBP 0.8246
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ユーロの弱気な見方は根強い。FRBや英中銀は利下げに慎重になっている一方、ECBは追加利下げへの期待が高まっている状況。少なくとも3月までは毎回の理事会で利下げが実施されるとの見方も出ているようだ。
ただ、本日はECBのチーフエコノミストのレーン理事の発言が伝わっていたが、利下げのペースについては柔軟な姿勢を維持すべきとの見解を示していた。世界経済に依然として残るリスクがインフレ見通しを変化させる可能性があるためだという。賃金上昇、企業利益に加え、地政学的な緊張がエネルギー価格や輸送コストを押し上げ、新たな物価上昇圧力となる可能性があると述べた。
一方、貿易摩擦の悪化は見通しを立てることをより困難にするとも指摘。不確実性が高まっている現在の環境下においては、理事会ごとに機敏に対応し、特定の金利見通しに事前にコミットしないことが賢明だという。
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