【要注意】リーマンショックを超える暴落の可能性

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最新投稿日時:2020/03/09 15:54 - 「【要注意】リーマンショックを超える暴落の可能性」(西村剛)

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【要注意】リーマンショックを超える暴落の可能性

著者:西村剛
投稿:2020/03/09 15:54

10日に短期的な底打ちもリバウンドは小さい可能性

リーマンショックを超える暴落の可能性が出てきました。

9日の日経平均株価は前日比5.07%マイナスの19698円76銭、TOPIXは前日比5.61%マイナスの1388.97ポイント、マザーズ指数は前日比9.75%マイナスの646.20ポイント、東証2部指数は前日比7.06%マイナスの5658.57ポイント、ジャスダック指数は前日比6.47%マイナスの136.73ポイントとなりました。日経平均株価は今年最大の下げ幅、1年2ヶ月ぶりに20000円の大台を割り込みました。

9日の下げで株式市場全体に悲壮感が漂ってきました。コロナウイルスの世界的な流行に加え、原油の大幅安、1ドル101円台の円高進行など、複数の要因が重なり一気に9日の株式市場に反映されました。

9日の下げはコロナウイルスによる世界的な景気悪化懸念に加え、日経平均株価が下値と見られていた20000円を割り込んだことによる投売りも出ているのでしょう。

ただ9日の暴落で短期的な底打ちとしては10日の寄り付き前後が濃厚です。ただあくまでも需給面での底打ちであり短期的(1~2日)程度のリバウンドに留まりそうです。

また今週末の法改正により次週「緊急事態宣言」が出ることが濃厚になってきました。すでにある程度自粛ムードが漂うなかでの緊急事態宣言ですので、実質的な影響は限定的なのですが、法律と言う根拠が背景になりますので、今の自粛ムード以上の自粛モードに入る可能性が高いでしょう。その結果、東京オリンピックの開催中止懸念も強まりそうです。トレードに関しては基本戻り売りのスタンスで、行き過ぎた局面での短期的なリバウンドを狙うだけにとどめておいた方が無難です。まだまだ波乱要因は多いですが、退場しないようにしっかりとした資金管理を心掛けましょう。

9日17時追記

9日終値時点の暴落銘柄数は「905銘柄」となりました。
この数字、1990年以降でいうと最大です。

2011年3月9日(東日本大震災)が「690銘柄」

2008年10月8日(リーマンショック)が「644銘柄」

ですので、今回の暴落はこれらを上回る規模になっています。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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