今週の米ドル/円予想 新コロナウィルスとSARSの比較(1/27週)

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最新投稿日時:2020/01/27 13:20 - 「今週の米ドル/円予想 新コロナウィルスとSARSの比較(1/27週)」(山口哲也)

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今週の米ドル/円予想 新コロナウィルスとSARSの比較(1/27週)

著者:山口哲也
投稿:2020/01/27 13:20

【先週のドル/円の動向と今週の主要イベント】

今週の主要イベント
先週の米ドル/円は反落。週初、110.150で寄り付いた米ドル/円は、前週までの上昇を引き継いで110.235まで上昇したものの、新型肺炎への警戒が強まったことで、軟調に推移。
週末には週内の安値となる109.160まで下落。109.30円で引けました。
今週の主要イベントは以下の通りです。今週は本邦企業、米国企業の10-12月期決算発表や週末にかけてFOMCなど注目される経済指標も目白押しですが、引き続き新型肺炎の動向に注意が必要です。

【米ドル/円(TFX)週足 チャート】

【米ドル/円(TFX)週足 チャート】
週足チャートは、2018年12月の高値と1019年4月の高値を結んだ下降トレンドラインを再度下回ってきており、価格が13週MA(109.158)も割り込んでいます。
52週MA(108.983)に辛うじてサポートされていますが、下段のストキャスティクスは%Dが69%、Slow%Dが77%で下降基調となっているため、軟調な展開を予想します。

【米ドル/円(TFX)日足 チャート】

【米ドル/円(TFX)日足 チャート】
日足チャートは、転換線(109.513)、一目の雲の上限(109.041)、基準線(108.970)、200MA(108.514)、一目雲の下限(108.385)で、これらがサポート、レジスタンスと考えます。ストキャスティクスは%D(61%)、Slow%D(70%)ともに、80%を割り込み下降基調となっているため、転換線の位置する109.50をバックに戻り売りを考えたいところです。

【SARSと新型肺炎の比較】

【SARSと新型肺炎の比較】
グラフは初めてSARSにおけるアウトブレイクが確認された2002年11月27日から、SARSが封じ込められた2003年7月までのチャートと今回の新型肺炎が確認された1月20日からの米ドル/円の比較です。(2002年11月27日、2020年1月20日を100として指数化)
米ドル/円は5月16日には11月27日終値比で5.1%下落したことがわかります。
1月20日の終値110.18から同程度の下落を想定すると、104.55となります。
起点の取り方、また、当時と現在の相場環境や各国の対応の違いなどもありますが、2002年当時と今回を比べると情報共有などを含め、中国をはじめ各国の対応の早さが異なり、早く収束することを祈るばかりです。
一方、当時の中国はGDPが現在の約10分の1、自動車販売台数も340万台(世界4位)でしたが、当時に比べ中国は超大国になっており、春節による中国人観光客の移動が懸念されます。

このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。チャート画像を拡大したものを、フジトミ公式ツイッター「 日経平均株価指数のフジトミ https://twitter.com/fujitomi_8740 」にアップしています。
山口哲也
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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